購入・利用済み
安定の一色桃子作品。NTR作品であるが、旦那の性癖からの願望が引き起こす展開なので陰湿さがなく、視聴者にとっては緊張感や不安要素がないストーリー。
前半のドラマ部分の積み重ねが丁寧で自然。ドラマの一色桃子の演技は安定して、物語に馴染む。絡みの場面に期待をしつつも、ドラマの展開で十分にエロチックな女優の部分をこのまま観ていたいと思ってしまう。
そしてしっかり長丁場でNTR相手の部下との絡みは描かれる。「いや」と「いい」をその中で見事に使い分ける一色桃子は流石の艶技。一色桃子の台詞は背徳の情交描写を加速させる。
部下との情事の後、段々エスカレートする旦那と、自身も肉体に溺れていく姿がポイントの作品。しかし旦那の詰問に正直に答えながら最上級の喘ぎをみせていく夫婦の絡みが、芝居もシュチュエーションも凄くエロティックなのに一瞬で終わったのが残念。
結果としては夫婦仲も良くなり、若者との情事も楽しむ主人公。十分に安定した作品なのだが、内面的な激しさをドラマに求めてしまうのは一色桃子主演作であればこそ。
落ち着いて余裕、貫禄さえ見せ始めた一色桃子。ゆえに更なるエロスの女神の進化を期待してしまいます。
Cap Nao
2024-06-24