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AV女優さん同士の友情って不思議だなと思います。
もちろん仕事に対して同じ悩みを共有できる、年齢の近い女の子同士という側面はあるのでしょうが、仕事上はライバルでもあります。
異性を対象にする仕事だからこそ、話しにくいことだってあるはずです。
仲のよい売り方をしていても、そうでもないことのほうもあるでしょうし、むしろそれが自然だとも思います。
不自然なケースが新田みれいと松本いちかでした。
ともにSOD青春時代出身のこの二人は、SNSやインタビューで見ている限りですが、本当に仲がよいようです。
その二人の最後の共演作がレズ作品。
本当に友情があるなら、その分、ハダカになって、互いの性感を刺激して、キスをするのは、嘘くさいものになってしまうのではないでしょうか?
素晴らしかったです。
わたしの心配は全部、新田みれいちゃんが口にしていました。
松本いちかちゃんも全部わかっていたはずです。
全部わかった上で、その友情、お互いに対する信頼をAVとして表現していた。二人とも男優や他の女優さんと交わるときとは、まったく別の顔を見せていた。
とてもかわいくて、見ているほうが入り込めない二人だけの世界は尊く美しかった。
仲の良い女優さんをレズ作品で絡ませることに、なんの意味があるのかと、昔から思っていましたが、初めて分かった気がしました。
女優さんたちはそういう感情をセックスで表現できる存在なのだ。
そしてその姿はなにより美しいのだと。
わたしは、松本いちかちゃんの作品をよく見るのですが、松本いちかちゃんがもっとも、彼女らしくかわいいのは、本当に仲の良い女の子と一緒にいるときだと思っています。
今作はずっとその顔でした。
新田みれいちゃんの松本いちかちゃんを見る、安心しきった、愛おしさを向けている顔もとてもかわいかった。
AVに限らずですが、映像作品は基本的には演技のはずです。
しかし、この作品には二人の演技でない気持ちが溢れていました。
最後、手紙を読む新田みれいさんと、それを聞いて泣き出してしまう松本いちかちゃんの姿は、胸が詰まるほど愛おしかった。
はじめ、わたしはAV女優に友情はあるのか、と書きました。
それはここにありました。でもやっぱりありふれたものではないでしょう。
友情を築けた二人と、それを作品で表現できた奇跡に、最大限の賛辞を贈りたいです。
ポポ口
2021-12-10