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本作のキャスティングはコメディ向きで面白い。主人公の私(阿部智宏)は妻子から邪険にされて生気が無い。妻は(娘も)身勝手で傲慢な態度で夫を粗末に扱う。そんな私に突然、春がやって来る。枯れた中年おやじの私を愛してくれたのは娘の同級生(水卜さくら)。それぞれの役柄を4名の役者が見事に演じ切った。私と彼女が愛し合う性描写は煽情的で見応えがある。しかし、結末が意味不明で面白くない。また、本作のチャプター構成はチャプター間の区切り方もチャプタータイトルの付け方もその感覚がズレていて可笑しい。
【概要@チャプター構成】
(1)枯れた中年おやじと巨乳J系(4分)サンプル画像2枚目
娘の同級生さくらとの出会い≪性描写なし≫
(2)娘の巨乳同級生が枯れる寸前の中年にひと花咲かせる~フェラ・パイズリ~(22分半)サンプル画像4枚目
離れで寝起きする私をさくらが訪ねて来て、性欲処理をボランティアしてくれた後、同じ布団に眠る。
(3)鬼の居ぬ間に枯れ専女子から迫られて春が来た~汁ダクSEX~(39分半)サンプル画像3枚目
翌朝、妻子が出掛けた後、さくらに誘われて会社を休み、昼間からSEXを楽しませてくれる。
(4)私を食べて元気付けてね(7分)サンプル画像なし
秘密の同棲が始まる。さくらが弁当を作ってくれる。「私も食べて?」と言う彼女と愛し合う。
(5)透けスク水で枯れた中年がヌレヌレ絶頂誕生日FUCK(34分)サンプル画像5、6、1枚目
同棲から1ヶ月が経ち、さくらがハイレグのスク水を着てローションプレイで誕生祝をしてくれる。
(6)枯れ果てた中年に潤いをもたらす娘の巨乳同級生とひたすら交尾(31分)サンプル画像7~10枚目
同棲半年記念と称し、さくらがHな下着を身に着ける。彼女の気持ちに感動して元気になった私は彼女とひたすら愛し合う。
※最後は唐突に数秒間の映像(破産して「競売物件」となった無人の家屋)で終幕。
【感想&解釈】
◆さくらが私にアプローチして関係を深めていく煽情的で美しい性描写は、同時に刹那的な儚さも感じさせて見応えがある。
◆本編の最後は、さくらが幸せな絶頂を迎えた刹那、唐突に数秒間の映像を見せて終幕:
⇒会社から迫られて私が早期退職した可能性は高いが、私が無職になって破産するまでの期間は予想できない。彼女と私の関係が(6)を最後に途絶えることは考え難い。
悦痴雨読
2023-08-28