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「もえちゃんが教える本当に気持ちのいいセックス」が「もえちゃんが求める本当に気持ちのいいセックス」に徐々にスライドしていく。その時のもえちゃんが快感に震えるリアクションのリアリティにとても引き込まれます。
がさつだけと素直な大学生君がもえちゃんからの学びをいかして女の子が気持ちよくなるセックスを習得するという流れになっています。
実践していくのは2番目の絡み。本作のいちばんの見どころです。
大学生君が忠実に教えを実行する中で気持ちよさそうなもえちゃんの姿は「なるほど。こんなに気持ちよさそうなんだから、こういう風にしたほうがいいんだな」と思わせる説得力があります。
一方で女の子が気持ちいいセックスはこういう感じなんだという納得感のあるロジックと説得力ある光景があればあるほど、「もえちゃんにとって本当に気持ちいいセックスがこれなんだ」という事実に行きつきます。
ほんとに自分の気持ちいところを要求して忠実に攻めてもらっているんだなと考えると没入度が一段深く感じました。
節目節目で大学生君にやさしくアドバイスする言葉も、転換させると、自分が気持ちよくなるようにしてもらう「おねだりの言葉」の意味にもとらえることができます。
そしてプレイが進むにつれて、前者より後者の色合いが濃くなっていきます。このグラデーションの変化と転換がとても興奮しました。
「本当に気持ちいいセックス」を成立させるためには相手に体を委ねていいという安心感が必要。その信頼関係があるから心身をリラックスして気持ちよくなろうと思えるし、相手に気持ちのいいことをしているという手ごたえを感じる。それがよりその信頼関係を高めようという動きにつながってより気持ちよくなる、ということがメッセージ。
その関係が成立する過程が見られるようになっているのですが、そこに作品におけるプレイを超えたところの気持ちよさみたいなものを感じました。
その感覚が作品とか見ている人はとりあえず脇に置いて目の前の相手とのセックスに体も気持ちも没入してる姿に見えてきて、気心も知れた手練れのベテラン男優さんとの打ち解けたセックスのそれとは違う「寝取られ感」があってファンとしては新鮮でした。
エンタメとして「実用」に十分こたえつつ真面目にメッセージを伝えることにトライした良質の作品です。
じろちゃん/ゆうさん
2024-08-26