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前回、私が視聴したZAMPA監督作品は三上悠亜さん出演の『半径10cm以内の…略』です。
今作も視聴して、私はZAMPA監督との相性が悪いと感じると同時に作品のこだわりを知る良い機会になりました。
まず、今作の仕上がりとしては視聴者の『好み』で判断が分かれる程、良く撮れています。
ZAMPA監督は女優という素材をいかに綺麗に撮影するか。美しさを引き立つことをテーマに空間とインテリア、小道具1つにもこだわる方だと感じました。
一言で言うなれば、グラビアの撮影に限りなく近い。
もし、VRでその設定がハマれば圧倒的なリアリティと女優との特別な時間を与えることができるでしょう。
ただ、同じ条件下で撮影をしたくない方とも思います。
前作を明るい部屋で撮影したのなら、次作は暗い部屋で撮影したくなる。
そういう方に感じます。
暗い場所での撮影は明暗差で女優の肌が引き立つというメリットがあります。
女優の肌を引き立たせるために、床の材質や男優の下着、椅子も含めて、あらゆる色を黒に近い設定にしたのは良い。
しかし、髪の毛の情報量なども欠如してしまい、部屋の色と同化して空間が潰れてしまっては光が人工的になるのは非常にもったいないと感じます。
これはカメラの性能上とデータを圧縮する処理を考えれば仕方ないのですが、VRでそこまでして肌を重視する理由があるのかというのが1つ。
空間のデメリットを女優と密接することで隠しているのは見事ですが、河北彩花はやはり明るい部屋が似合う気がしてならないのです。
そしてもう1つは、暗い場所でエッチする理由がわからないのです。2Dと違うのは『なぜこの女優とエッチするのか』というシチュエーション。しかし、女性との関係性がいまいち伝わりません。エッチには『お互いが体を共有する理由』が必ず求められるのですがそれがない。そこを女優の魅力に頼ってしまう部分を感じます。
つまり、ZAMPA監督はビジュアル面は強いが、シチュエーション設定力が非常に苦手だと感じます。今後に期待です。
余談ですが、チャプター1の膝枕からYシャツを脱がすまで女優さんはカメラの映らない所でずっと男優のワイシャツをこすっています。
こすれる音が気になって没入できないのも大きい。それを数分間続ける理由は??
それも設定力ですね。
VRAVはやはりリアリティの追究だと私は感じるのです。
職業はエロ漫画家
2022-03-16