いかにドラマAVの巧みな名監督でも、女優・主演男優・助演男優の力量からしたら、限界な出来映えというところでしょうか。
単なる寝取りジャンルより一歩二歩ハードルが上がるジャンルなのも要因ですね。
夫役の助演男優の演技もへらへら過ぎて、妻が”何処に良さを見出したんだろ?”と思ってしまう。
同僚役の主演男優は、元来”好青年”寄りゆえに、嫌われてる役というのが慣れないゆえに、台詞・行動・立ち振舞いに違和感が生じるのと、プレイでは嫌われてる男の動きではないので、ここでも違和感が生じ、ゲスっぽく演じるのだが薄っぺらさが滲み出てしまう。
この男優二人の演技を受ける女優さんの演技も少々辛い。
女優さんの静止画での人妻っぽさ・ドキュメンタリー作品での人妻っぽさ・前ドラマ作品の求め合う人妻っぽさ(積極さと積極さのぶつかり合い)は良さがあるのですが、今作の男の積極さと女の消極さのぶつかり合いからの展開となると、どうにも魅力が出しきれてない感じでした。
この作品の場合、他の寝取り作品と異なり、夫婦間に寝取られる原因もない所に、男の身勝手な欲望を捩じ込み、ゲス展開を続けられ、それでも”女”を魅せるというのが本筋でしょう。
ところが、夫婦間がつけ込む隙がないほど円満で…と見えない上に、今までの作品と異なり、寝取り男の行動が筋の通ったゲスな訳でなく、女のある種の”業”を感じさせる姿も出せなかったとなれば、評価はこうなるかと。
女優の傾向と男優の起用と脚本の方向性がマッチングしなかったというところでしょうか。
TA-KUMA
2021-03-24