監督のタイプ的に、ひねった脚本は予想通り。癖のある作風は好みが分かれると思うが、こういう設定は見飽きたよって人のほうが楽しめると思う。
日下部加奈は2作続けて、極端な人生を送ってて恋愛に疎く、高飛車に見えても実は純情って役どころ。今はそういうのがハマり役なんだろうし、実際、今回も演技の質が高い。
物語は男の側の視点からのみ描写されるため、女側の心理は言動をヒントに見る側で察するしかない。たぶん女はもともと男のことが好きだし、男と同部屋の緊張や興奮で寝たふりしてるけど絶対起きてたし、知識先行で経験少なめの陰キャらしく無理やり襲われることも妄想してたし、男が起き上がって近づいてくる気配だって分かってたよねってとこも、直接的な描写はないので行間読むしかない。
本番に関しては、女上司のキャラ的にゴム無しは結婚相手とみたいな価値観だろうから、最初の挿入シーンはもうちょっとナマの緊張や興奮があってもよかったんじゃないかと思うけど、2回目の本番では生チンの味をじっくり味わう精神的余裕がある感じがあってよかった。
女優は和姦の表現レベルを確実に上げてるので、次は最後の本番のようなカラミでもっと振り切れたメスっぷりをさらけ出せるかが課題かも。ラストもマグロ状態な角度90度正常位の授精感もない中出しからすぐ抜いて汁見せる絵づらがAV的過ぎて失速しちゃってたので、最後まで自分の筋肉使って快楽を追求するようなカラミが見たい。
ドラマ的にもカラミ的にも話の流れに沿った感情の流れを解釈したうえで表現できてるとは思うけど、カラミの構成に関しては前戯がテンプレ過ぎ。キスして乳なめてクンニしてっていう上から下への責めに、フェラやパイズリを挟んで挿入っていうパターンを3回繰りかえすだけで、あとはちょい足し程度。最初のレ○プで69とかやる?ってとこが疑問だしテンポ悪いし、2回目のカラミにいたっては自分が中出ししたばかりの精子入りマ○コをしゃぶるような構成になってて気色悪い。
恋愛や結婚に対する考えが純粋すぎる女と、横領の弱み握られて計画レ○プに加担するような人生詰んでるクズ男の温度差や、果たして2人に幸せな結末はありえるのかってとこまで考えられたいいドラマなんだけど、同期らしい演出が乏しいみたいなディテールはもう少し詰められたと思うし、残念な部分も少なからずで満点にはちょっと届かなかった。
じっくりゆっくり
2021-10-05