黒髪の久留木玲という素材の活かし方は、高水準なんですが、突き抜けた何かというものは出せてないという感じですね。
このメーカーさんの場合、イメビ手法を取られて制作されるので、照明や自然光での陰影の活かし方は巧いはずなのですが、若干、自然光が強くて肌色が飛ぶカットや角度的な問題で肢体が見たいカットで見にくかったりする所が、多かった気がします。
絡み自体は、ナチュラルな久留木玲のイメージが出ていますので、素晴らしいと思います。
それゆえに、男優を二人起用で、昼間の男優1との絡み、昼間の男優2との絡み、昼間の男優1とのご奉仕、夜の男優2との絡みとなると、ドラマ設定でも無いため、全体の構成の良さが見えてこない。
男優を二人起用し個別に撮影する良さは、男優によるシーンの差ですので、昼間の絡みシーンの2つは男優が異なる良さがあり、相乗効果も出ているのですが、昼間のご奉仕と夜の絡みは対になるものが無いためシーン単体での良さのみになり、もう一歩という感じに留まる。
シーン構成による盛り上げが無いとなると、他の要素で補填しないとならないのだが、ドラマ設定でない以上、設定や心理描写やフェチでの補填は期待出来ず、部屋や調度品などの雰囲気演出も一般的なホテル撮影であるがゆえに補填出来ず、後は衣装と下着頼みなのだが、どうにも可愛さに振り切ったり、エロさに振り切ったりしないコーデで補填出来ず…それゆえに評価はここまで。
どちらかというと、女優さんの魅力を邪魔しない為の、照明や自然光の扱い・撮影場所・時間・衣装と下着だったのかな?と思えます。
全面的な自然光の採用でなく、夜は間接照明で雰囲気を出し、男優が異なるなら部屋も変え、下着は可愛さとエロさを極振りにした組合せをしていけば、作品の魅力を底上げ出来たのではないかと残念です。
TA-KUMA
2021-04-08