感想
まず素直に、女優の「妃ひかり」と監督である「夢野あいだ」に拍手を送りたい。
今作を作る為にどれだけの工夫や努力をしたのかが手に取る様に分かる。
近年の淫語作品の中では間違いなく傑作と言って良いレベル。
100点満点とはいかなくても優に75点以上は超え、今後更に精度を上げていける可能性が高い作品。
耳元での吐息と淫語の手法は同監督の「淫画ダイナマイト」など過去の名作でも使われ、今回は更に挿入シーンやカメラワークを取り入れたハイブリッドな出来となっている。
女優に関しても作品の世界観や方向性を理解しており、十分にソレを体現できていた。
アダルトビデオにおいて変態性や淫乱性を引き出す重要なポイントは「狂気」と「自虐」であり、その二つのキーポイントが所々に散りばめられている。
人によっては、158分という時間の各シーンが抜きどころになりえるはず。
ぜひこの作品はシリーズ化し、再度「妃ひかり」で撮ってもらいたい。
良かった点
・女優の喋りのトーンとその間(言葉の強弱)
・唸り声も混ざった低音を効かせた喘ぎ声
・グラマラスな裸体と各体位でソレを撮らえたカメラワーク
・男優の無駄な喘ぎ声がほぼ聞こえてこない
・「チンポたまんねぇ」「臭いマンコ」「臭いチンポ」「マンペロ」「マラ狂い」「腐れマンコ」「マンコ燃えるゥ」「金玉でもっと殴って」など淫語以外の形容詞や動詞に気を配った言葉のセレクトと付随したパフォーマンス
悪かった点
・シーン1だけ男優の余計な喘ぎ声が漏れていて女優の声に集中できない
・「素敵な」「立派な」「大きい」「男らしい香り」など少しも下品でない言葉のチョイス
・最後のシーンの男優のチンポの立ちの悪さ
・「口マンコ」「指チンポ」など幼稚な造語
改善点
・もっとSniffing(匂いを嗅ぐ・嗅がせる)動作や時間を増やし変態性を強調
・「ちょうだい」だけでなく「恵んで」や、「チンポ汁」だけでなく「チンポの汁」「まっ黄色のクッサイの」など多様性を持たせつつ絞った言葉のチョイス
・スパンキングを取り入れて更に振り幅を広げる
・中出しだけでなく顔射もあると更に良い
・「チンカス」「マンカス」「シコる」などのエッジの効いたワード
bkc
2021-09-08