こんな女の子に出会いたかったと思わされた時点で負けでした。
同時に、代わり映えのしない日常を送ってき自分みたいな男にとって、
ファンタジーの中の話でしかなかったはずなのに、
丹念に紡ぎあげていくディテールが、
さも記憶の中の出来事であるかのように刺さってきました。
しかし、それ以上にセックスしてみたらモノ凄い手練れだった!
という藤波さとりにハートを鷲掴みにされてしまいました。
一見ぶっきらぼうなオタク(っぽい)女の子にやり込められる導入部はまさに、
彼女のキャラクターも相まって見事なハマりっぷりでした。
冒頭のフェラチオシーンで男が堪らず呟いた「上手くね?」に対し、
「それ言ったらでっかくね?」と彼女が返したところで、
既にときめいてしまっっていたのかも知れません。
「どうしたい?やめる?」と男に判断を委ねるズルいところまで理想通りでした。
そして、男に彼女とのセックスを聞きただし、
「お前はどんなセックスしてるんだよ?」と言わせた後の騎乗位…
ここで呟く「こういうの…」のセリフは本当にズルいですね。
こんなことされたら一発で好きになってしまうじゃないですか!
付き合い始めのカップルがヤリまくる、
というよりは、まるで何かに急き立てられるように求め合う中で、
2人の距離や関係性が変遷していく様子が良く描かれていました。
これがあるからこそラストのセックスが名残惜しく感じられるのでしょう。
とはいえ密着度の高いセックスは感情抜きにエロかったのですが…。
とりわけフェラチオをしていた藤波さとりが、
男に圧し掛かるように覆いかぶさり、
さも愛おしそうに跨って腰を沈めるシーンの描写に興奮しました。
こんな風に抱きつかれて騎乗られてみたいと心底思ってしまいます。
なんとも後を引く作品です。
プルトップ渚
2020-12-23