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この7月で引退されためぐさん。マドンナ時代の路線は何かが違って専属を離れて以降の作品の方が好きな物が多い。個人的には綺麗なお姉さんというイメージが一番しっくりくると思っていたら凄まじい名作に遭遇。
めぐさんは父親の再婚相手、息子(男優)とは年が一つしか違わず。冒頭家族3人での団欒シーン。再婚した理由を「なんか寂しそうだったから」と返すめぐさん、これはめぐさんの以降のキャラ設定や展開にちゃんと効いてくる。めぐさんは年相応の落ち着き、可憐さと快活さ、しかし幾ばくかの影も抱えたような、要するに極めて「ありきたり」な女性像を自然に演じている。まずこれが素晴らしい。その上でエロスイッチが入った後の(豹変ではない)艶やかさ、美しさ、可愛さがくるくると入れ替わるかのような、「女性」の持ちうる美の全てを感じさせるめぐさんに完全に中てられた。そうした魅力が混在した小悪魔的(かつ天使的)な笑み、言葉使い、優しい強引さなどがびっくりするほど嵌っている。
プレイの質も極めて高いし、魅せ方、じゃれ合い方も抜群に上手い。エロさも愛情も溢れかえるようなプレイの連続(キスシーンの多さ、エロスと美しさは圧巻)。後半は愛し合い始めた初々しさ、付き合い始めた頃の何をしても楽しくて仕方ない和気藹々さに加えめぐさんの極上のテクとSっ気が爆発し、最早カオスのような至高のプレイ。
男優もいい。気持ちよさを誇示するのではなくきちんと感応しているし、時間軸が進むとその「気持ちいい」が身体だけに留まらないことが伝わる演技が秀逸。両優さんとも、日常男女が若干のぎこちなさで接するが如き過剰さのない演技。押してみたり引いてみたり、笑いあったり、意地悪したり。
「中途半端に構うなよ」等台詞もセンスと必然性十分。脚本も完成度は相当高いがいい意味で余白も多く、視聴側でそこを埋める自由がある。書きたいことがちゃんとあって、それがあるからこそ役者も監督も(本作では脚本家名がクレジットされるので監督と脚本は別)その余白を夫々が埋めようとしている。それが本作の自然な演技や熱量に繋がっているのだろう。
めぐさん自身のエッチ大好きなキャラと役柄の抜群の混合ぶり、リアルな演出、脚本や台詞を通じてめぐさんの本質的な魅力のすべてを描き切っている。女性の持つ、存在そのものを慈しむ愛と、少しばかりの悪戯ゴゴロに溢れた、あまりに圧倒的な名作。★∞
the1207
2023-07-21