アタッカーズの万引きものって、きとるね川口監督や朝霧浄監督の作品でも、途中から万引きと凌●セックスの紐づけが曖昧になっちゃうのが中途半端だったんだけど、この作品はその点、万引きとセックスを絡めるというところまではブレていない。
ただ今作は万引きものではなくて「万引き冤罪」もの。女が店員に品物をバッグに仕込まれ、万引き犯に仕立て上げられて犯●れるという台本が個性的でよかったのに、そういう演出が最初だけで終わっちゃうのがやはり作品のテーマとしてはブレブレ。せめて2回目は男がカバンに品物を仕込もうとしてるのに、気づいていながら気づかぬふりをするというくだりが必要だったような。人から陥れられやすいキャラというところを、会社での人間関係を前フリにしても良かったかもしれない。
ラストは男がカバンに仕込むのを待てなくなった女が、本当に自分から万引きに手を出すというほうが「万引き冤罪」ものとしてはよかったと思うし、女優のフニャフニャしゃべりが何言ってるか分からないセリフからの、見る側の解釈に委ね過ぎな分かりづらいエンディングもカタルシスに欠けて微妙。
女優のやられっぷりとかはエロかったけどドラマとしてはいまいちで、方向性はありきたりな焼き直しじゃなくて面白かっただけに、ここからもう少し内容を詰めて再挑戦して欲しい。
じっくりゆっくり
2024-04-03